第132集


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○○と申します。
皆様のご意見を伺いたく初めてメール致します。

右radialアプローチでシースレスの6FGCを用いての手技です。手技そのものにいろ
いろ反省点はあるのですが、結果的に一度12気圧で拡張してしまったCypher(2.5X18)
が冠動脈内からはずれてしまいました。透視で確認したところGCまで引き込まれてい
たようでしたのでGCごと回収しようとしたところ、橈骨動脈でステントを落としてし
まいました。
結局回収できずにその場にいたメンバーと相談し最終的には橈骨動脈にステントを留置
するような形で手技を終了しております。
現在は血流障害なく橈骨動脈の触知も良好ですが、今後このままでよいか外科的に摘出
しなければならなくなることが多いのか、ご経験や報告例などをご存知の方、宜しくお
願い致します。

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○○です。

私は2例ほど橈骨動脈までステントを回収しておきながらシースに納めきれなかっ
た経験があります。
1例はステントがすでにグチャグチャになっていてスメアで掴んでいた状態でし
たので、外科の先生に頼んでカテ室で局所麻酔にて回収して貰いました。
1例は脱落したステントをバルーンに乗せて何とか橈骨動脈まで持ってくること
ができましたので、橈骨動脈でステントを広げました。

いずれにしろ、冠動脈や大動脈付近でのトラブルが一番怖いので、橈骨動脈付近
まで回収できれば生命に関わる重大合併症にはなりません。
○○先生の症例のように橈骨動脈でステントを広げることが出来たのなら、その
後は経過観察で良いと思います。再狭窄が来ても、閉塞しても最悪でも橈骨動脈
の触知不良ですので、これはTRIの1%未満の合併症の範囲内と割り切って考
えられてもよろしいのではないでしょうか。

冠動脈でどのようなトラブルがあったかはわかりませんが、とりあえずステント
を橈骨動脈まで持ってきて、回収はできなかたものの、そこで安全に広げること
ができたのならTRIトラブルの処理としては十分成功だと思います。

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○○です。

○○先生コメントありがとうございます。
さしあたりこのまま経過観察していきたいとおもいます。

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○○です。

九州は未だ日中は暑く、もちろん半袖なのですが、北海道は雪が降ったそうです。皆様
の地域はどうでしょうか。

 先ほど、4Frシステムにて冠動脈造影後、Adhocで6Frシースレスガイディングカテー
テルに切り替えて、TRIしました。小さなおばあちゃんだったのですが、過度の緊張も
あったのか、4FrシースであるにもかかわらずRadial Arteryにスパズム
がおきてしまいました。4Frシースを挿入するときも、結構な抵抗があり、シース抜去
時もエイヤッてな感じでかなり力が必要でした。患者様も「痛っ。痛いっ。」と、なか
なかのSpasmでした。
 さて、問題は、4Frシースと同じ外径である6FrシースレスGCが挿入出来るか、否か、
です。シースレスGCは親水性コーティングされているのですが、すでに4Frシースの出
し入れで、スパズム自体はかなり厳しい状態になっているはずです。ところが、シース
レスGCは、全く抵抗なくツルツルにRadial Arteryを通過することが出来ました。PCI施
行中、スパズムによる
血管痛もありませんでした。親水性コーティング、恐るべし、ですね。多分、6Frシー
スは、スパズムにより挿入困難でしょうから、シースレスGCシステムでなければ、TRI
続行困難であったと思います。意外とシースレスGCって、使い勝手があるなぁ、と感心
しました。
 さて、PCIの手技自体はシースレスTypeM(6Fr)を使用して、LMTDに対しCypher
Cross Over+KBTをストレスなく終了することが出来ました。もちろん、シースレスGC
は、全く抵抗無くRadial Arteryから抜去することが出来ました。

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○○です。
 
当院でもCypherをRCA#1入口部で拡張しようとしたら
全く拡張せず、バルーンが近位部で破裂、そのまま回収となるケースがありました。
ガイドカテの先端にひっかかり、珍しく上腕動脈アプローチでしたので、そのままシー
スごとひきぬいたのですが、上腕動脈閉塞、神経損傷となりました。

やはり、回収しようとせず上腕動脈?に置いてきたほうが良かったと思っています。

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○○です。

上腕動脈閉塞、神経損傷は辛いですね。。。
抜く時にかなりの痛みを言われていましたか?これまでの感じ、
何例かこのように辛い目にあったことあるんですが、痛みが強く
ないときには何とかなる、痛みが強い時に無理するとひどいこと
になるって感じがあるんですが。。。

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○○です。

○○先生、○○先生追加コメントありがとうございます。
大変参考になりました。

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○○です.

○○時代,右橈骨動脈からアプローチし載せ替えたhalf PSを留置しようとした際,シ
ャフト側にステントが脱落したので,そのまま引き抜いてきたのですが,上腕動脈付近
でトラップされ,かなり強引に引き抜こうとしたら,患者さんは激烈な痛みを訴え,痛
みのためショックとなり,,大変でした.結局,脳神経外科の先生(血管外科がいなか
った)に切開して頂き,回収できたのですが,ステントは組織を巻き込んでグチャグチ
ャになっていました.その周囲の血管はほぼ内膜がはぎ取られペラペラに...『もう
少しで血管断裂するところでしたね』を言われ,相当冷や汗かいたことがあります.GW
穿孔の時も同じなのですが,カテーテル,またはGW操作に伴う痛みは本当に要注意だと
思います.

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○○です。

そう言えば以前誰かが、異物(ステントなど)を橈骨動脈から回収するときに、
血管壁になるべくキズをつけないようにするために、シースor カテーテルの先
端を4つに裂いて橈骨動脈のシースの中に挿入し、異物を包むようにして回収す
る(やい、やーと引き抜く?)と発言した人がいませんでしたっけ?

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○○です。

いろいろとお話を聞いてますと、
すんなりと回収できそうにない時は、
無理に回収をしないで、
そのまま末梢に留置するか、外科的に頼むのがよさそうですね。
もっとも、すんなりと回収できないと判断したときには、
すでにステント自体が留置困難なほどに
変形してしまっているのでしょうね。

留置の場合、Radialならばサイズ的に問題ないですが、
Brachialならばbifurcation手前で5mm前後はありますので、
浮いてしまうことがあるのでご注意を。
また、長期的には断裂などが心配ではあります。

少なくとも穿刺部近くまで持ってくることができれば、
外科的に回収するのは容易と思いますし、
当院の場合、血管外科の腕が良く気軽にオペをやってくれるので、
内科的に回収が困難そうならば、
あまり無理をしないでさっさとオペをお願いするかも知れません。

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○○です。

先端四つ裂きは加藤先生から聞いたことがあります、が見たこと
はありません。うちの○○先生がしたことがあるって言ってたかな?
僕は何回かトライはしましたが結局うまくいかず他の方法になって
いるのであまりいい方法ではないような気もしています。。。

ただなんとか外科には頼まずに取りたいですよね。。。

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○○です。

脱落ステント回収の件で
RCA入口部に留置されたステントが、撓骨動脈から挿入された診断カテに絡まって、
抜去された症例を経験しました。
鎖骨下動脈の屈曲が強く、同部位からのステント回収は危険と判断しました。
大腿動脈から診断カテを挿入し、ガイドワイヤーとカテで約5cmループのスネアを作
成、カテに絡みついたステントを把持し、大腿動脈から回収いたしました。

この操作は下行大動脈で行いました。
最終的には、皮下でステントは脱落し、皮下切開してしまいましたが。(詳しくは
Japanese J of Interventional Cardiologyの症例報告で掲載されます。)

上腕より抜去が困難な場合は、足から抜くほうが安全かなと、思ってます。
いずれにしても、ステント脱落はいやなものです。



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TRA-net の諸先生方へ。

○○病院の○○ と申します。
この度、TRA-net に加えていただきました。

また、今週末の沖縄ライブに参加させていただくこととなり、心から恐縮に存じており
ます。

北海道の中でも寒冷な当地で仕事している者としては、
今週末の那覇は、最高気温換算で約3倍の土地を移動することになりますので、体力的
な不安を持っております。
ですが、貴重な経験ですので、本日午前から羽田経由で半日かけて日本の北端から南端
まで移動致します。

数日来、話題になっております、ステント脱落の件ですが、
小生は、1997年度に TRI を開始した経験の中で、
1998年に1度だけ、LMT 内で脱落した gfx stent を回収する際に、穿刺箇所の lt
radial artery に拡張・留置しただけで、
多くを語れる立場にはありません。

ただ、6Fr-TRI 黎明期に TRI に目覚めて Palmaz-Schatz stent を remount
delivery した経験のある立場としては、
ステントは Guide Catheter から外に出したからには回収不能である品物という認識を
持つべきであって、
最近の風潮(第2世代以降の stent しか知らない先生は特に) の先生方の発想は浅はか
なように思えてなりません。
(TRA-net の先生方に、こんな初歩的ミスを犯す人はいないと思っております)

再狭窄回避に Drug eluting stent が有効な事に異論をはさむ人はいないでしょうが、
その前に、安全に Stent delivery & deployment を達成することが、もっと、大切な
事だと思っております。
今後とも、先生方のお教えをいただけますと幸甚です。
何卒、よろしくお願い申し上げます。

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○○です
○○先生、スタッフの皆様、九トラの先生方お疲れ様でした。
とても良いライブでした。
沖縄の暖かい気候と人の暖かさに触れさせて頂いた楽しい時間を過ごさ
せて頂きました。

寒い青森に帰るのがおっくうです...

今後ともよろしくお願い申し上げます。

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○○です。

○○先生、スタッフの方、参加の先生お疲れ様でした。
とても楽しいライブでした。
かなりtightな症例ばかりでしたので終わるかどうか少し心配しましたが、
逆に時間余るくらいスムーズで症例選択もズバリって感じでした。
ライブの魔物も少し顔を覗かせる場面もありましたがその後の対応も冷静で勉強になり
ました。
総じて、○○先生の人柄のよさがにじみ出た会だったように思います。
個人的には久しぶりにTRAの先生方とゆっくりお話できたことも大きな収穫でした。
お疲れ様でした。

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沖縄ライブお疲れさまでした。
○○先生、本当にお疲れさまでした。
田舎者より一足早く京都に戻りましたが、沖縄よりむしろ京都の方が暖かい感じです。

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○○です

沖縄ライブお疲れさまでした
一日カテ室で勉強させて頂きました
様々な病変で勉強になりました
ありがとうございました

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○○です。

○○先生、「九州トランスラディアル研究会ライブ2006」大成功!!おめでとう、そして
お疲れさん。
それにしても、沖縄でよくこれだけ人を集めたなぁ。まさに、○○先生の人望につきま
す。いつも、笑顔の○○先生ならではの、まとまりの良い、最高のライブだったと思い
ます。
それにしても、海が見える野外テラスでの打ち上げは最高でしたね。
さあ、来年の「九州トランスラディアル研究会ライブ」は、僕ら“熊本労災病院”の順
番です。2007年5月12日に開催します。早春の阿蘇も気持ちよいですよ。皆さん、お待
ちしています。

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沖縄ライブ2006お疲れ様でした。今回も非常に勉強になりました。○○先生をはじめ
スタッフの皆様、そして全国からご参加のTRA-netの皆様お疲れ様でした。個人的に
は15年ぶりに沖縄を訪れたのですが、那覇の街の変貌には驚きました。もちろんゆい
レールにも乗って、しっかり「乗り鉄」させていただきました。JRをはじめ多くの電
車は通常、左に運転台がある「左ハンドル」なのですが、ゆいレールはなぜか「右ハ
ンドル」でした。

さて今年も年末の風物詩、鎌倉ライブが近づいて来ました。私もコメディカルを連れ
て、参加させていただく予定です。気が早いですが、今回も宜しく御願い申し上げま
す。

おっと、その前に神奈川PTCA研究会でした。特別ゲストはわれらが○○先生で
す。私も赤羽から駆けつける予定です。宜しく御願い申し上げます。

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九トラ−沖縄LIVEへご参加頂きました皆々様ありごとうございました。

皆様のご協力で盛り上げて頂き、本当に感謝しています。
○○先生、○○先生、○○先生のすばらしいテクニックに
そして粘りに驚いています。
私自身は 反省しなければいけないことばかりで
まだ冷静になれませんが、皆様の励ましは
本当にありがたく思っております。

これに懲りずに また沖縄に遊びに来てください。

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○○です。

気温差20℃ (+α) を乗り越えて、昨夜、東京経由で地元に戻りました。
○○先生をはじめ、豊見城中央病院の皆様にはあたたかく迎えていただき、本当に有難
うございました。
また、お招きいただきました九トラの先生方にも心から感謝申し上げます。

沖縄を訪れたのは、今回が初めてで、とっても良い経験でした。
こちらでは街路樹の葉は全て落ちていますが、那覇市内の風景はまさに南国そのもの
で、

本当に外国にいるような気分になりました。

話しは変わりますが、少なからぬ数の人達から“釧路ってドコ?”という質問をいただ
きましたので、
添付の PowerPoint ファイルをご参照下さい。
人口約20万人の北海道第4の街です (札幌・旭川・函館の次です)。
当地へお越しの先生方は、ぜひ、ご連絡下さい。
美味しくて泣ける北の肴と一緒にお待ちしております。

沖縄ライブは、小生のような若輩者でも、カテ室の中で忌憚なく発言出来る雰囲気があ
って、本当に良いライブでした。
大変、勉強になりました。
来年の熊本にも、ぜひ、伺いたいと思っております。

今後とも、よろしくお願い申し上げます。

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○○です。

○○先生、スタッフの皆様、沖縄ライブ2006お疲れさまでした。
大好きな沖縄で、素晴らしいライブを見せていただき、よい思い出にな
りました。
オペレーターの先生方の的確な判断にはいつも勉強させられます。
最後のレクチャー、MacでWinのDICOMビューワーが
普通に動くところをお見せでき、ほっとしています。

翌日のツーリング、いかがでしたか?
私はカテ歴よりもダイビング歴が長いので(?)、慶良間で潜ってきま
した。
水温26度、透明度は期待したほどじゃないけど、べた凪でよかっ
たです。

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○○です。

○○先生、沖縄ライブお疲れ様でした。
260名の参加者があったそうですね。

○○先生の「患者を増やすテクニック」の講演の内容はキョーレツであり、本当
に驚かされ、感銘を受けました。私もその何分の一でも実践できたらと考え、今
後も精進しようと思います。
皆様、有り難うございました。

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○○です。

Cypherの時代になって最近考えることがあります。

というのは、これまでの我々の一般的なPCIの症例選択の常識とは
1,インターベンションの急性期合併症のリスク
2,再狭窄、再閉塞などの慢性期合併症のリスク
3,医療費の問題
4,AMI、虚血の発生機序に関する知見
5,ニューディバイスの登場

などでその時々で変化してきました。
LMTのPCI治療やAMIにステントを使用することなど、一昔前なら学会で
「蜂の巣」になる覚悟で発表しなければなりませんでしたが、どんどん常識が変
化していったのです。

もし、今の時代、
「アンギオ上で50%狭窄があったから、将来のMIやAPのリスクを減らすた
めにCypherを入れました。」と学会で発言したら、やっぱり「蜂の巣」になるだ
ろうな・・・・と一方では思いながら、他方では批判する方も明確なエビデンス
を持っているのかな? とも思ってしまいます。

若い先生達に明確に「50%はPCIしないほうが良い」と自身を持って言うこ
とができるでしょうか?

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○○です。
○○先生、○○先生、○○の皆さん、沖縄ライブ成功おめでとうございます。
このような演題で、発表させてもらったことに感謝しています。
今度は、できれば、症例を増やす方法でのパネルディスカッションなどいかがでしょう
か?

また、よろしくおねがいします。

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○○です。

この○○先生の問題提起は、アメリカでメガトライアルしているので、予防的なDES
の結果はでるのではないでしょうか?
そして、今回の沖縄ライブでの、○○先生のウキマクリステントのLASTの症例は、
びっくりしました。
DESは、まだまだ信じられないという思いになりました。早く、エビデンスがでるこ
とを期待しています。

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○○です。

いつの時でも治療は患者さんにとってプラスになることをする
ということだと思います。

ということは
50%狭窄の病変にDESを入れる、ということのプラスがマイナスを
上回らなくてはならないということだと思います。

ではプラスはなにか?
AMIやAPのリスクを減らす「可能性」がある

マイナスはなにか?
1.治療することのリスク(太いカテを入れる、より複雑な手技が
必要、側枝閉塞、などなど)
2.治療にかかる費用(ただ単なるデバイス代だけでなく人件費な
どの諸費用を含めた費用)
3.ステントという異物を入れることのマイナス(AT SAT LT)

以上を考えればただ単に50%狭窄があるからと言って治療するた
めには相当 AMIやAPを減らす、という事実がないとダメだろう
と思います。で、現時点ではないでしょう。だから僕はしません。
でもたとえば90%狭窄の近傍に50%狭窄があって側枝閉塞による
心筋ダメージも回避できる、かつ90%病変とともに1本のステント
で治療できてしまう、ということになれば、マイナスの1,2,3と
もに非常に低くなるのでステントを入れることを十分考える、と
いうことになります。

とにかく、今後はAMIやAP、特にAMIをどんだけ予測できるか、
そこがターゲットですね。。。難しいでしょうけど。

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○○です。

○○先生、今回の貴重な画像はタダではお譲りできません。
交換条件が必要です(というのは半分冗談ですが、、)。
鎌倉ライブの金網デスマッチで続きを発表したいと思います。
沖縄は人も気候も暖かくていいですね。またよろしくお願いします。

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○○です。

沖縄TRAの会、楽しそうだったみたいで北京で死んでいた僕は
何をしていたんでしょう。。。

というのはさておき興味深い内容、ぜひ教えてください。
まずは○○先生のプレゼン、ぜひ見せてください。
次に○○先生のLAST症例、どんなんですか?
僕としてはこの間にBMSのステント内MIを見て、やっぱ結局
DESもBMSも一緒だなあって思ってましたが。。。

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○○です。

沖縄ライブではいろいろな先生方とお話ができてとてもためになりました。○○先生
どうも有難うございました。

さて、○○先生の言われる、
若い先生達に明確に「50%はPCIしないほうが良い」と自身を持って言うことが
できるでしょうか?
ですが、angioで確認される全ての病変に対しておこなうには「No!」という答えにな
ると思います。理由は○○先生が言われるようにriskがbenefitを超えないと思われ
るからです。ただ、proximal LADなんかでangiographicalには50%でもIVUSでみると
病変がpositive remodelingしていて実際の狭窄度は80%、さらにOCTなんかでみると
大きな脂質コア+thin-cap fibroatheromaであるというのは日常頻繁にみられること
で、そういう病変が将来MIに繋がっているのは周知の事実だと思います。何のエビデ
ンスもなく、ガイドラインからも大きく外れる現時点では50%狭窄にDESを入れるのは
過剰治療になると思いますが、世界中どこの国でもACSの予防に力を入れているわけ
ですから近い将来、ガイドラインが変わりFraminghamリスクスコアが○○点以上で高
感度CRPが○○以上だからproximal segmentの50%狭窄にはDESを入れましょうなんて
いう時代が来るかもしれませんね。以上、勝手な推測でした。

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○○です。

○○先生、今回の貴重な画像はタダではお譲りできません。
交換条件が必要です(というのは半分冗談ですが、、)。
鎌倉ライブの金網デスマッチで続きを発表したいと思います。
沖縄は人も気候も暖かくていいですね。またよろしくお願いします。

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○○です。

なんでも○○は弁当を消化すると同時に先生のプレゼンも消化して
「すごかったですよ」程度のことしか伝わってきません。。。
ぜひ今後プレゼンを見せてください。

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でもあのプレゼンを全部聞くだけで半日、だいたい理解するのに一ヶ月以上かかると思
います。
完全に理解するには一年以上・・・・・・
僕には無理です。

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○○と申します。
九トラ沖縄ライブ成功おめでとうございます。是非参加したかったのですが、○○での
外来などでお留守番をしておりました。12月の鎌倉ライブを楽しみにしています。
患者さんの相談をさせていただきたく、入会挨拶後初書き込みさせていただきます。

患者さんは47歳、男性です。ちなみに○○(硫黄たちこめる中)にて焼き鳥屋を経営。

既往歴;33歳 脳腫瘍にてope.(前頭部と左耳介後部にope.scarあり。左顔面神経麻痺
が出現したためope.に踏み切ったとのこと。malignancy(-)。再発(-)。)
  45歳 RCA#1 75%, #2 99%, #3 90%, #7 90%, #14 totalに対しPCI施行。
(HT(+),
DM(-), HL(-), smoking(-))
家族歴;特記事項なし。
9/10 右頸部に浮遊性腫瘤出現。圧痛あるも放置し、自然軽快。
9/18 再び右頸部腫脹、疼痛出現し、近医受診。胸部CT, MRIにて右内頸静脈の血栓性
閉塞を認める。CRP 17と上昇しており、血栓性静脈炎の合併と診断。
抗生剤投与、ウロキナーゼ・ヘパリン投与を行い、自覚症状は改善するも血栓は消失せ
ず、collateによる還流あり。ワーファリン投与にてINR 2.0以上にコントロールし退
院。
10/30 今後は左頸部腫脹、疼痛出現し当院受診。ワーファリン、バイアスピリンはしっ
かり服用しており、INRも2.04。頸静脈エコーにて左内頸静脈も血栓性閉塞しており、
MDCTでは両内頸静脈、両鎖骨下静脈、右腕頭静脈完全閉塞、左腕頭静脈は上大静脈合流
部近傍のみpatent。表在静脈や奇静脈などを介して静脈還流あり、という状況でした。

今までの検査では、静脈を圧排するような占拠性病変なし(静脈炎によると思われる周
囲のリンパ節腫脹を軽度認める)、AT-V・プロテインC/S・ループスアンチコアグラン
ト・抗リン脂質抗体など異常なし、明らかな内分泌疾患・膠原病疾患・悪性腫瘍など認
めず、下肢などの静脈血流は良好、一般採血では炎症反応陽性・フィブリノゲンおよび
Dダイマー上昇以外は正常 という結果でした。
(現在、ルミエール症候群(嫌気性菌の上気道感染に伴う頸部静脈の血栓症?)も疑っ
て、咽頭培養および血液培養提出中。)

そこでご質問なのですが、
@頸部静脈血栓をきたす疾患で何かご存知ないでしょうか?
A現在は抗生剤投与(チエナム・ダラシン)、ウロキナーゼ投与、ヘパリン投与にて症状
軽減中ですが、今後は今まで通りワーファリン、バイアスピリン投与のみで経過観察し
てよいのでしょうか?
B幸いに肺動脈塞栓症は起していないようですが、今後フィルターや静脈結紮などを考
慮する必要があるのでしょうか?
その他何でも血行ですので、アドバイスをお願いいたします。

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○○です。

@ 男で訳のわからない血管疾患を見たらベーチェットを疑ってください。
静脈血栓症の原因疾患としても重要だと思います。アフタや陰部潰瘍はありません
か?
参考までにベーチェットは大動脈解離の原因としても時々見かけます。

そのほか、静脈血栓を来たすかどうかわかりませんが、
Sjogrenも見逃しやすい血管炎の原因疾患です。口腔乾燥や眼症状はいかがでしょ
う。
また、抗リン脂質抗体などは遅れて上がることがあるのでフォローが必要です。

A 普通に末梢からUKを流しても深部ではなく皮静脈のcollateralへ流れますの
で余り効果はありません。
かなり姑息的ではありますが、腕に弾性包帯を巻き、
UKが皮静脈側へ流れないようにすると幾分かはマシかもしれません。

B SVCへのフィルターは置きしろがないので厳しいと思います。
また、仮に置けるとしても、テンポラリーを考えられている場合、
血栓が引っかかった際に、どのようにアクセスして血栓を処理するかが問題です。

結紮は小さな側副路まですべてつぶす可能性もあります。

上肢の血栓は下肢ほど大きくないので、そう簡単には死なないと思います。

そのまま何もしないで見る手もありです。

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すいません。訂正です。ルミエールではなくレミエール症候群(Lemierre 症候群)が正
式名称でした。

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○○先生

先日は本当にありがとうございました。

1例目、厳しい状況にもかかわらず、冷静に判断され、先生の落ち着きに
皆さん驚いていました。

ライブ2例目を治療させていただきありがとうございました。

ツールド沖縄を含めて、完璧な準備に感謝しております。

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参加をお許しいただき有難うございます。
○○赤十字病院 循環器科 ○○といいます。
心臓血管外科の無い弱小地方病院ですが、なるべく標準的な血管内治療を行いたいと頑
張っています。が、何分近隣に病院が無く、治療方針の決定や手技的な事項に悩んでば
かりおります。15年目ですがまだまだ素人同然ですので、先生方に御指導いただきなが
ら、毎日を切り抜けたいと考えておりますのでご教授の程宜しくお願いします。

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○○です。

先ほどは大きなサイズのファイルを送り、失礼しました。
さて、本題に戻りますが、

> とにかく、今後はAMIやAP、特にAMIをどんだけ予測できるか、
> そこがターゲットですね。。。難しいでしょうけど。
>

現時点では、安定プラークか不安定プラークかを判断する指標として何があるか
という知見はどこまで研究がすすんでいるのでしょうか?
(PETで炎症を見れば不安定かどうかが解るというある先生の講演を聴きまし
たが・・・)

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○○です

○○先生、「スレンダーにはナレンダー」なんてとんでもない!
TRI業界では6FrはSLENDERでは無いように思っていらっ
しゃる先生方も多いように思いますが、いえいえ、そんなことはないと
思っております。
デブ専業界(いえ、失礼!デバルキングand/or ぶっといカテー
テル専門業界)からみると、6FrはSLENDER領域です。

ある研究会に行って、CTOの症例を出したのですが「そもそも、
6Frなんかでやっているのがわるい」と根本から否定。
disucussionの余地もなかった辛い目にも有ったことがあります。

6FrでCTOをつついたりcomplexな症例をこなしている先生
方...とてもSLENDERですよ!

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○○です。

不安定プラークに関しては現段階では絶対的な指標はないように思います。プラーク
の不安定化というのは最近はcoronary tree全体の炎症によって惹起されるという話に
なっているので、どこまでinvasiveに検査をするのかが鍵になってくると思います。

例えば、高感度CRPのようなbiomarkerでちょっとした炎症反応をチェックするのが最
も簡便です。ただし、膠原病等の慢性炎症があったり風邪をひいていたりこういった
biomarkerはちょっとしたことで正確な評価ができないことがあります。
次にnon-invasiveな冠動脈をターゲットとした検査ということになりますが、MRI,
CT, SPECT, PETなどがこれに相当すると思います。これらはプラークが脂質リッチ
か、マクロファージリッチか、LDL-choリッチか等が解りますが、画像解像度がまだ
悪くCarotidではいろいろデータがでてますが、人間のcoronaryでは。。。というの
が現状だと思います。また、その画像解像度の問題から繊維性被膜まではみえませ
ん。
最後にinvasiveな検査ですが、現時点で一番良いのはOCTのように思います。理由は
Lipid poolと繊維性被膜がきれいにみえるからです。これはかなり良く見えます。た
だし、病変のproximal occlusionをしてリンゲル液をフラッシュしながらでないと見
えないので(PercuSurgeのproximal occlusion版)かなりinvasiveです。例えば
ostial LADをみるのにはかなり勇気がいります。
ようするに冠動脈不安定粥腫の同定にまだ決定的なものはないということになると思
います。

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○○です。

すっかりご無沙汰しています。
みなさん 沖縄を楽しまれたようで 何よりです。

ACSはcoronary tree 全体の炎症とのconceptですが、
実際は 全身の arteryの炎症なんでしょうね。
○○先生が言われたCarotidのエコーがnon-invasiveに一番簡便な指標になるように思
ってますが、
なかなか coronaryと1:1でリンクさせられないのが難点です
(頸動脈で低輝度プラークをみたら、その時点でコレステロール値にかかわらずリピト
ール20mg入れちゃいますから
  たとえ、1週間後にIVUSしても・・・・)。



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○○です。

○○先生、リピトール錠 20mg 1週間入った後のIVUSって
のはその時点ならIVUSで所見がなくなるってことでしょう
か???そんなにすぐに効きますか?

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○○です。

いやー わからんです。
でも、効果はあっていると思います。
ARMYDA study (Circulation 110: 674, 2004)で
1週間で効果があると出てます。
以前、先生がatenuation plaque だったので1週間 スタチン・ヘパリンしたけどダメ
だった って話されてましたね。

現実的には 結局 病状で Braunwald IIIB2-3なら urgent PCIになります。
現実的には 病歴がunstableでないなら、すこし待ってカテ(その前にCT)をしてます
ので・・・・・。
なんせ ウチ 症例がありません。
このへんをからめて 先生のところでデータ出ませんか?

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○○

不安定プラークに直接関係あるか否かわかりませんが、
現在神奈川PTCA研究会で、KPCR5=TRUTH (Treatment of statin on atheroma
Regression evaluated by intravascular Ultrasound virtual Histology)
なる無作為割付け、多施設共同研究が進行中です。現在数例が8ヶ月のVH F/Uを終了
していますが、スタチンの効果は一目瞭然です????

1ヶ月でも効果が出ているものもあります????

strong statin とweak statinの効果をVHで判定するものです。

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○○です。

○○先生、一目瞭然???? 効果あり????って効果があったってことでしょう
か????ちょっと意味がわかりませんでした。

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○○

まだ、全例の結果が出ていませんので(キーオープンしていませんので)、
結論は出せませんが期待できるという感じです。

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○○です。

 みなさんに教えて頂きたいことがあります。当院はフィリップスの血管造影装置を
使用しております。先日からハレーションが強くなり鮮明な画像(とてもPCIはで
きない程度)がでることが3度ありました。その都度フィリップスは基盤・カメラを
交換していきましたが、○○月○○日の深夜にAMIのカテをしていたところ同様の
現象が出現し中止しました(幸いTIMI3で再開通しており、症状もとれており大
事には至りませんでした。後日PCIを行うこととしました)。しかしフィリップス
はいまのところ原因不明とのことでした。原因がはっきりしフィリップスが通常の血
管造影装置と同様の頻度でしか前記現象はでないと保証してくれるまでは緊急および
待機的PCIは行わないこととしました。フィリップスの機器をお使いで同様の現象
を経験された方はいらっしゃいますでしょうか。どのような対応をされたのでしょう
か?
 今回の事件をきっかけに機器の安全性を考えていると、停電の時はどうなるのかと
思いました。手術室は停電になっても自家発電で麻酔器と無影灯が使用できますが、
当院の自家発電では血管造影装置は作動しないとのことでした。昨年当院では停電が
あり半日病院が機能しなかったことがあります。みなさんの病院では停電時にカテ室
は使用できる状態にあるのでしょうか?PCI中POBA後に解離ができステントを
入れようとした際に停電になり、カテ室が使えず不幸な転帰となった場合は停電の頻
度を考慮すると許されることなのでしょうか。お教え頂ければ幸です。もし停電時に
カテ装置を作動させるための設備を作るとしたらいくらほどかかるものでしょうか。

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○○
heavy フィリップスユーザーの○○です。
その現象は、フラットパネルですか?
それであれば、フラットパネル側の異常で、同様の経験あり、フラットパネルのフィル
ターの問題で、交換で解決しました。

停電対策は、コウジェネで、自家発電対策をするのが一番と思います。

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○○先生早速のご回答有り難うございます。
7年目のフィリップスの血管造影装置で当然フラットパネルではありません。いまの
ところIIは問題ないようです。自家発電で血管造影装置を駆動できるほどの高圧を
出せるのでしょうか?

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○○
7年目ということは、それは、機械の寿命なんでしょうかね?
あと、当院も確認したところ、停電では、だめだそうです。

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○○です

日本中の皆様、本日はTVシンポジウムにいらして頂きまして有り
難うございました。
放映前に、Key局の青森には全国の映像が密かに流れておりまし
た。
TRA仲間の先生達が大笑いしながらお弁当を食べている姿が確認できま
して、心強く思いながらのシンポジウムでした。

本当に有り難うございます。

SLENDER道、まだまだ課題も多いのですが頑張ります。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

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○○です。

○○先生、○○先生、○○先生
昨日はTVシンポジウムお疲れ様でした。
ここ北海道でも札幌支店に10名ほど集まり
皆さんの緊張したお顔を見ながら、熱心に
聞き入ってました。
なんか悪い事した会社の謝罪記者会見みたいでしたが・・・。
最後に全員立ち上がって頭下げるんじゃないかと期待してましたm(_ _)m。
冗談はともかく、どれも素晴らしい発表で大変ためになりました。
3人のご講演が終わった途端、「大阪、大阪!函館、函館!北九州、北九州!」
と連呼され、内気な札幌市民はビビっちゃって発言できませんでした。
いろいろお聞きしたいこともありましたが、それは12月、横浜での
忘年会までとっておきます。

とにかく皆様お疲れ様でした。

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○○です

○○先生、○○先生おつかれさまでした
○○先生、ならびに全国のTRAの先生方ありがとうございました

カメラに向かって話するのは妙な緊張感とまったく反応が分からない
不安と闘いながらプレゼンさせて頂きました

本当に3人並んだ姿がモニターに映っていると記者会見のようでしたね
それはひょっとして私の人相の問題なのでは・・・

鎌倉ライブでのTRIビアの泉でもSlender CLUBの発表をさせて頂こうかと
考えております ○○先生よろしくお願いいたします

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○○です。

○○先生およびTRA-NETの皆様方、御参加頂きありがとうございます。
一切の笑いを排除した発表でした。
否定的な御意見がなかったのは時代の流れなのか、コイツらに何を言っても無駄だと
思われているのか解りませんが、参加された先生方が全国で250名を超えたというこ
とは興味を持っている先生が少なくないのだと感じました。

<なんか悪い事した会社の謝罪記者会見みたいでしたが・・・。
<最後に全員立ち上がって頭下げるんじゃないかと期待してましたm(_ _)m。
某先生から質問を頂いたときには、怖くなって頭を下げそうになりました。

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○○です

> なんか悪い事した会社の謝罪記者会見みたいでしたが・・・。
> 最後に全員立ち上がって頭下げるんじゃないかと期待してましたm(_
> _)m。

そこまで、トンチが回りませんでした....残念!
次回があれば、もっと笑いを取るべく頑張ります。

御参加有り難うございました。

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○○です。

スレンダークラブTVシンポの大成功のあと、ある意味、対極の質問な
り、申し訳ありません。

CTOやるときのACTの採血どうされていますか? 特にレトロの場合、全
体の手技に時間はかかるし、ACTは300秒以上にキープしないとあぶない
ですから、30分に1回くらいACTチェックが必要と思いますが、ガイド
カテとシースが同サイズの場合、ロングシースなどを使っていると(CTO
には必須の部分もありますね)なかなかうまくサイドアームから採血で
きません。いちいち、ガイドカテからとるのも大変です。止血デバイス
を使う以上あまり違いがないので、対側は7Frガイドですが、8Frシース
をいれておくのがいいかな? とも考えてしまいます。

でも、対側も8Frシースが入っていると、ついつい、自分は、順行8
Fr・レトロ8Frの、8-8(ハチハチ)システムを組んでしまったりしま
す。これは、これで、究極のレトロ(というか、CTO PCI)の姿で、ど
んな手技でもほぼ自由にできます。

ACT採血について、コツとかあれば、ぜひ、教えてください。

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○○です

私自身は、レトロを積極的にやっていないので参考にならないかもしれ
ません。

私はサイドアームよりも、ガイドカテを浮かせて血を吸うのが良いよう
に思います。
その際に、ガイドカテが自然とフラッシュされるからです。
太いカテを使用する時には、ガイドカテを浮かせたり押したりするのは
入口部に対して気を使わなければいけませんし、大切なワイヤーが動い
てしまうのでちょっと悩む時もあるのですが、それでも必要であれば仕
方がないかなぁと思います。

awayでやったときに、血栓でひどい目にあったことがあります。
私自身の注意が足りなかったからでありますが、それ以来、away
でやるときには、自分の所でやる時の数倍気をつけるようにしておりま
す。

自分の所でACTを測るのは、お花が咲いた時、そしてプロタミン
を使用した時、造影でどうもhazinessが消えない時、PCI
終了後に圧迫止血しようと思った時(自分自身で圧迫する時は、数字を
見て、めげて、「1、2時間後に病棟で押さえます」と宣言
するのがほとんどです)程度です。

全然、答えになっていませんが、私の意見でありました。

心不全や、腎不全や、胸が痛いと思ったらお腹がいたい人で、救急に呼
ばれっぱなしの青森より。

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○○です。
 昨日、京都桂病院で嵐山カンファレンス(500円で加藤先生のretroを見るミニライ
ブ)があったので、カテ室の皆様に色々きいてみました。ガイド
カテの先から血液を取っていることが多いようです。その中で、femoral veinに
sheathを入れておくという意見がありました。FV 
sheathからの採血は簡単であり、必要に応じてpacingも入れやすいとのことでした。

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○○です。

○○先生、○○先生、どうもありがとうございます。

ガイドからの採血は、サイドホール付きを使っていれば、カテ先を浮か
す必要もないので、簡便なのですが、やはり、それでも、注射器を付け
て血液を引く操作で、冠動脈内にあるデバイスが動いたりする可能性が
あるんじゃないでしょうか? あと、OKAY-Yコネのようなバネ式止血弁
付きYコネの場合は、ネジ式のロックもしっかりやらないと、採血のとき
の陰圧で、エアがYコネから吸引されて、次の造影の際打ち込んでしまう
危険性もあるでしょう。採血のあとは、今度はネジ式のロックを解除を
忘れないようにしないと、デバイスが動く可能性があります。PCIが
長くなると、直接のデバイス操作以外の部分は、手技開始当初と同じレ
ベルの集中力を維持できない場面もありうるので、そのあたりが気にな
ります。

Vシースは、4Frとか細いものにすれば、止血も容易です。5Fr診断カテ
による対側造影だけなら6Frシースの挿入が良いと思いますが、レトロで
7Frガイド(あるいは8Frガイド)を対側に入れるときは、この方法が一
番安全かつ容易な印象があります。とても参考になりました。

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○○先生ご無沙汰しております。
○○です。
当院では全例、ヘパリン投与直後、1時間後、以後30分ごとにACTをチェックして
おります。もともと始めた理由はヘパリンの入れ忘れを防ぐためです。
普通のTRIの場合は途中で採血が必要になったら、ガイドカテから引いています。CTO
などで明らかに時間がかかる場合は、対側のカテから引いたり、対側のシースを1フ
レンチアップしておいてシースから採血します。
また、場合によってはVシースを1本入れておいてそこから採血する場合もありま
す。
一番ストレスなく手技を行うにはVシースを入れておくのがいいかと、現時点では考
えております。
ちなみに経験上ACTがのびにくい症例は、AMIとヘパリン持続投与例です。
普通の症例では、ACTがあまり必要ないケースも多いかも知れませんが、何かあった
ときにACTを計ってるかどうかが役立つことがあります。面倒でも欠かさず測定する
ようにしています。

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○○市医師会病院 平成15年卒 ○○と申します。
当院は救急指定日が多く、AMI症例数も多いです。
緊急含めTRI中心です。若輩の身ですが、一つ一つこのネットを通じながら勉強してい
こうと思います。どうかよろしくお願いします。

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○○病院附属○○診療所   ○○   平成12年卒

初めまして。この度、TRA-netに参加させて頂く事になりました○○と申します。
○○病院での研修後、現在は離島診療所に勤務しておりますが、研修日に
カテを触らせてもらっております。
このネットを通じ皆様から多くのことを学び吸収したいと存じますので、宜しくお願い
致します。

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○○大学医学部附属病院循環器内科 ○○と申します。平成14年卒です。

昨年度までTFI中心の一般病院にいました。大学病院に戻りしばらくTRIに
カルチャーショックを受けてましたが、ようやく抜け出そうかというところで
す。
実は今までも一生懸命ログ読みをさせていただいていたのですが、当科○○
先生に勧めていただいたのでこのチャンスにと思い入会させていただきました。
引き続きいろいろ勉強させていただきたいと思います。よろしくお願いします。

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○○大学 第一内科 大学院生
○○と申します。
 ○○先生 お手数をおかけして申し訳ございません。

> このたび新規加入させて頂きました。
> よろしくお願いいたします。
> 平成11年○○大学を卒業しました。
> 現在、大学院生をしております。過去ログを拝見し、
> たいへん勉強になると思い参加させて頂くことといたしました。
> 今後、大変低レベルな質問等してしまうかも知れませんが、ご容赦ください。
> よろしくお願いいたします

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○○市医師会病院、○○です。
2003年○○大卒です。

PCIはまだ始めたばかりの若輩者ですが、
いろいろと勉強したいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

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○○です

JACCT総会で○○先生の講演を聞いたものですが質問があります。
@LMTのcrush stentingのデータでrestenosis、TLRとも非常に高いように感じますが、
それは貴施設の症例選択上もともと治療困難例が多いなどの要因が関係しているのでし
ょうか?
ALMTosと比較してRCA ostialのCypherの再狭窄率はいかがでしょうか?

今頃で申し訳ないですがその場で聞く機会がなかったので質問しております。
お忙しいでしょうが時間のある時にでも教えて下さい。

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symptom drivenというのも大きな要素でしょうか、ありがとうございました。
鎌倉ライブでの発表楽しみにしております。

○○
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DFAは選んだんではなく。。。結果的にDFAだったということです。
状況はRCAosのcrushしてる部位は当然fractureで再狭窄となってましたのでwire cross
を試みました。ただこの人は元来RCAにカテをかけるのも大
変な方で、最初のワイヤは中を通ったと見えてIVUSで見ると外を通過してて、2本目の
ワイヤをIVUS support下にストラット内をcross、ただこのワ
イヤはRCAに入らずascending aortaに上がった形になっていて、さらにこの時点ぐらい
でちぎれたステントは完全にfreeとなっていました。つまり
ワイヤにそってちぎれた短いステントがフラフラ動いていました。とっさにこれは飛
ぶ、と思って頭には飛ばさないようにちぎれたステントを通過
していたワイヤをdescending aortaに進めておきました。ここから一度は回収を考えて
femoralをつくことも考えましたが以前に他科のアンギオで
出血トラブルを起こされていたこともあり本人さんがfemoral punctureを非常に嫌がら
れていたなあ、とか思ってるとその間に動脈の血流でステン
トはdistalに飛んでいった。。。というのが経過です。翌日のCTでDFAに2セル分の短い
ちぎれたステントが発見された、というのが経過です。

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○○です。

DFAとはdeep femoral arteryでしょうか?
Femoral approachですか?
もしそうならば、対側のDFAに留置ですか?

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○○です。

My big hope for Crush-Cypher in LM bifurcation had been crushed. です。
その要因のひとつはほとんど選択せず分枝角度の強いものにも行ったこと、現在の
follow-upがsymptom drivenで行われているものが多くいまだ60%
程度のangiographic follow-upであること、があれほど高い数字になった原因と考え
ています(数字は鎌倉ライブの金網DESマッチで報告予定)。
ですので今はT-Cypherにすることが多いです。

RCA ostiumはまだデータとして持っていませんが、添付の写真(これもプレゼンの中
で出しましたが)のように完全に断裂して実はこの後この部位
へのPCI中に簡単にちぎれてしまいました。ワイヤ通していたので頭に飛ばさないよ
うに末梢に誘導はできましたが回収できず結局DFAにimplantと
なっています(患者さん・家族には説明済みです)。RCA ostiumは恐るべし、と思っ
ています。

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○○です。

TRIでした(もちろん?)。

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やっと解りました。
ありがとうございます。
○○

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