第105集

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○○です。

先日 Tranet? IVUSnet?で話題となったC(Crush)-Cypherの症例です。
まずpre CAG.



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Crushの手技。



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Crush後のKBT.



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最終出来上がりとIVUS。IVUSは170507がseptal分枝部で170509がその2mm手前の
矢印の部分。



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○○です。

○○先生、貴重な画像をありがとうございます。

6番と7番の間の画像、すなわちCrush をした直後の造影はありませんか?
みなさんもこれが一番見たいと思います。

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○○です。

はい。じゃこれです。


Crush直後は全く問題ないですね。D2も本幹もよく流れてます。Wireの通過する
感じからも穴は十分開いていると思います。バルーンが通過しづらいのは側枝の
入口部の手前にストラットが重なって厚い部分が合ってそこにバルーンチップが
引っかかるからでは?という感じを持っています。だからまっすぐ行くとダメな
感じですね。でもこの点はもっと検証しないとダメですけど。

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○○です。
cypherで、Y stent, reverse crushをやってますが、○○先生が当院に遊びにきて、や
ったcrushが、いとも簡単にワイヤーとバルーンが通過したので、crushするステントが
まっすぐに入っていると、やりやすいということが理解できましたで、調子にのって、
同様な症例をクラッシュしました。現実はきびしく、ストレートの方をクラッシュさせ
たのですが、最後にいれたステントが挿入時は曲がっていたのですが、植え込み時にま
っすぐに伸びてしまい、それに影響されて最初にいれてえたクラッシュされたステント
が曲がってしまい、ワイヤーのクロスも苦労してかつ1.5が必要であったという経験を
しました。でも、苦労の程度はreverseとかわらないかも、しれませんね。結局ブラン
チの角度の問題で、難易度がきまるのではないでしょうか?これからも、がんばって、
いきますは。

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○○です

KBTしても若干分岐部は浮いてるように見えるのですが
もし、GWやバルーンが不通過の状態となったときには
Crushは辛くないんでしょうか
それなら、分岐部の中枢側にあまり病変がないのなら
Vに近い(なるべく重なりの少なくする)Kissing Stentの方が
良いかなとも考えています
分岐部はまだまだ問題ありですから、これからのデータに
期待したいと考えています

ちなみにCrushは6F Radialでも可能ですよ(Cruchするだけなら
後のバルーンの通過にバックアップが必要なら難しいかもしれませんが)

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○○です

遅レスですみません
○○先生 貴重な症例ありがとうございました
Cypherを使用するにあたって考えさせられる症例でした
どこかで最初のCypher留置直後のIVUSを見せて下さい

ちなみに○○県ではすでにSATあったんですか?

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○○です。

○○先生、○○先生、貴重なご意見ありがとうございました。
ご指摘のように屈曲したRCAに長くCypherを入れることがSATの要因であることを念頭
において、今後のPCI戦略を考えたいと思います。
○○県ではすでにSATが数例起こっているとの情報もあり、個々の症例を抗血小板薬
と病変形態の両面から検討する必要がありそうです。

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○○です。

ステント+バルーンでのCrushは○○先生のところでしました。Sequential
Crushとでもいう感じでしょうか、これなら6Frでもいけますね。でも古典的な
Crushは7Frでないと、というか7Frでも困難な場合がありますね。。。

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○○です

コロンボはmodefied crushって呼んでました?
これなら6FでもOKそうでした
通常のCrushは当然8Fの方が良いでしょうね
先週Kissing Stentしましたけど8Fでした・・・

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○○です.

つまりは,Crushするんだったら仕上げにはKBTを行った方がよいということですね.
CrushでKBT出来なかった症例はどれくらいあるのでしょうか?

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○○です。

○○先生、見事な手技で、感服しました。
最後に、KBTをやられたことが、満足できる結果につながったのでは、と思います。
また、D2のステントのcrush部分が短めで、LADのステントの真ん中付近で潰している
のが効率よかったのだと思います。私には、豚で実習しないとわからなかったこと
を、臨床でさらりとやってのけるなんて、臨床医としての勘どころが違います。
確かに、GWのrecrossはできるのですが、バルーンの通過が難しく、KBT施行するに
は、1.5mmが必要ということですね。そのあとは、ステントバルーンで通過できたの
でしょうか?それとも、さらに、new balloonが必要でしょうか?

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○○です。

○○先生、Resありがとうございました。
どこかでIVUS画像も含めて発表させていただきます。
○○県のSATは3から4例と報告を受けています。
詳しい情報を調べるようにJJに依頼しております。

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○○です

○○県ですでに3,4例もSATあったんですか?
それは大問題ですね なにが原因なんでしょうか
もし、分かったら教えて下さい

幸いにしてうちではまだありません

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○○です。

すでに7-800本使用されて3-4例なら問題ないと思いますが。。。
0.5%程度は発生するでしょうし。
うちだけでも既に100本程度使いました。だから○○県全部で7-800本は使用され
ているんじゃないでしょうか???

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○○です。

○○先生、レスが遅く申し訳ないです。
後のバルーンはステントバルーンは使っていません。使えるかもしれませんが
7FrでrewrapのCypher2本は辛そうです。これまでは側枝前拡張に使用した2.25と
か2.5のバルーンを使っています。本幹側はCypherバルーンでいけます。
1.5mmも必ず必要なわけではないです。症例によります。

まとめると、
側枝などに前拡張バルーンで拡張、
Cypher2本を進めてきちんと位置決め(Cypherを拡張したらもう一本のCyphyerは
まず動きませんから)、
まず側枝側のCypherを拡張、
ちゃんと広がったら側枝側のバルーンとwireを抜去、
本幹側のCypherを拡張、
側枝にwire recross、
側枝にballoon cross、
本幹にもballoon crossしてKBT、
となります。
側枝のballoon crossの部分でanchor等は考えるべき手かもしれません。

○○先生のanimal studyは非常に重要だと思います。またご検討をよろしくお願
いいたします。またanimalならではの限界点の理解とできればhuman coronary
lesionにmatchさせる工夫が出来ればより正しい情報となると思いますのでこの
点もよろしくお願いします。

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○○です。

昨日に京都で行われたcypher講習会で症例提示を行ってまいりました。そのときにJJ
のほうから聞きましたが、先週末までの全国のデータは約18000本のcypherの出荷に対
し12例のSAT報告ありとのことでした。SATについては厚生労働省に報告義務がありま
すから、漏れていることはないと思います。そのまま計算すると0.07%ですが、本数
ベースであることと、かつ出荷ベースであることから症例の分母は厳しくみつもって
18000の3分の1の6000例として、0.2%です。慎重に使用されている証かもしれませ
んが、良好な滑り出しのようです。

SATのほとんどは2週間以内に起こっていて、時期に関しては今のところ従来のBMSと
同じような感じです。木村剛先生がチクロピジンをプレタールに変えざるをえないと
きのリスクを計算され提示されていましたが、1ヶ月以内はなんとかパナルジンを使
えればそれ以後はプレタールに変えたとして多少リスクは上昇するものの許容範囲で
はないかとの提案に、なるほどと感心しました。

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○○です.

追加です.光藤先生からのお話ですが,12例のSATのうち半数はCTOへの留置例とのこ
とでした.またのこりの半数の多くがACS,,,というよりはAMIへの使用であったと
のことでした.
もう一つ,TRAーnetでもまだ話題になってはいないようですが,アトルバスタチンや
ヘルベッサーの内服がチクロピジンの効果をほとんど消してしまうそうです.クロピ
ドは大丈夫だということなのですが,,,,お恥ずかしい話し,全く知りませんでし
た.ご存じの方は,参考までに詳細を教えてください.

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○○です。

> もう一つ,TRAーnetでもまだ話題になってはいないようですが,アトルバスタチンや
> ヘルベッサーの内服がチクロピジンの効果をほとんど消してしまうそうです.
これは本当ですか???
パナルジン+アトロバスタチンは通常行なっている組み合わせです。
でもSATはありません。ということはパナルジンはなくても大丈夫ってこと???

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○○です。

病院で高脂血症外来を担当していますが、○○先生のお話は恥ずかしながら
私も初耳でした。
普通に考えるとおそらくCYP3A4絡みのお話だと思うので、
リファンピシンと並ぶCYP3A4誘導物質であるチクロピジンが、CYP3A4で代謝される
アトルバスタチンやジヒドロピリジン系Ca拮抗剤の効果を減弱させるというのであれ
ば判り易いのですが・・・。
私も是非とも詳細を伺いたいと思います。
因みにシロスタゾールはCYP3A4で代謝されるので、CYP3A4で代謝されるロバスタチン
と拮抗してロバスタチンの作用を増強させることが知られています。

>もう一つ,TRAーnetでもまだ話題になってはいないようですが,アトルバスタチン
やヘルベッサーの内服がチクロピジンの効果をほとんど消してしまうそうです.クロ
ピドは大丈夫だということなのですが,,,,お恥ずかしい話し,全く知りませんで
した.ご存じの方は,参考までに詳細を教えてください.

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○○です。

気になっていろいろ調べてみたのですが、(第一製薬/山之内ホームページ、
medline, theheart. org etc.)少なくともアトルバスタチンとチクロピジンとの相互
作用というのは出てきませんでした。昨日今日出てきた新しい話であまり知られてい
ないのか、それとも私の調べ方がまずかったのでしょうか?

ちなみに昨年、アトルバスタチンとクロピドグレルの相互作用(作用減弱)の可能性
が発表されました。Atorvastatin reduces the ability of clopidogrel to inhibit
platelet aggregation: a new drug-drug interaction.Circulation. 2003 Jan
7;107(1):32-7.

CONCLUSIONS: CYP3A4 activates clopidogrel. Atorvastatin, another CYP3A4
substrate, competitively inhibits this activation. Use of a statin not
metabolized by CYP3A4 and point-of-care platelet function testing may be
warranted in patients treated with clopidogrel.
要するにクロピドグレルを活性化するCYP3A4というenzymeをアトルバスタチンが不活
性化するのではというものでした。しかし、最近発表された
Atorvastatin does not affect the antiplatelet potency of clopidogrel when it
is administered concomitantly for 5 weeks in patients with acute coronary
syndromes.
Circulation. 2004 Mar 23;109(11):1335-8.
という論文では
CONCLUSIONS: Atorvastatin does not affect the antiplatelet potency of
clopidogrel when coadministered for 5 weeks in ACS patients.
臨床的には影響しない、というものでした。ということでこの一年間海の向こうでは
クロピドグレルとアトルバスタチンの相互作用についてかなり論議にはなったようで
す。ですが、チクロピジンに関しては正直聞いたことがありませんでした。もし、情
報源がわかるようでしたらぜひ教えてください。

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皆さんはじめまして、○○と申します。
平成10年○○大学卒業後、2年間大学病院ローテートの後同循環器内科に入局しま
した。
この度はTRA-netへの参加をご承諾いただきありがとうございました。
当院は年間PCI件数が去年ようやく100件に到達したところで、循環器としては県
内で中規模施設です。
循環器外科はおらず、MEも今年新人がようやく採用になったところで、今一生懸命
透析の勉強をしていて、カテ室でバリバリ働いてもらうのはまだ先になりそうです。
私自身もPCI術者件数はまだまだ少なく今まではtypeAをやらせてもらう程度でし
たが、これからは自分で考えて治療していくことになります。この先自分を磨く上で
是非皆様のご意見を参考にさせていただきたいと思います。初歩的な質問もするかと
思いますが、どうか勘弁してやってください。よろしくお願い致します。

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○○です。
先日、LAD(E)へCypher3.5×18を植え込んだ症例が退院後にsudden deathとの報告を
受けました。
stable APの症例でDMもHLもありませんでした。PTCA後5日目のことです。
18atmで30秒拡張し、IVUSでもステントは十分に拡張され浮いている様子はありません
でした。
BXステントはかなり使用しており、その性質は熟知しているつもりでした。
またアスピリン・パナルジンもしっかり2週間以上服用していただいておりました。
現在、監察医に冠動脈の解剖も依頼しております。何かわかりましたら、この場を借
りて報告させてください。
BMSではこのようなことがなかったため、大変ショッキングです。

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○○です。

 当院でも9月○○日にDESを入れた患者さんが、パナルジンが原因と考えられるTTPを
発症し、9/○○の深夜に当院に緊急入院となりました。
 患者さんはUAPにて当院に紹介となり、9/1よりパナルジンの服用を開始し、9/○○に
DESを#7に留置しました。その後パナルジン投与前、投与後ともに、血小板(PLT)は30
万程度あり、その他肝酵素の上昇もなく、最終9/○○に血液検査を終了(異常なし)し
て、退院されていましたが、9/○○の深夜に血尿と皮膚の紫斑を主訴に来院され、PLT
は2.4万となっておりました。翌日当直であった私が病院へいってみると、PLTは0.9万
となっておりました。
 当初HIT(ヘパリンを用いたのは9/○○のPCI時が最終)か、パナルジンによるTTPの
どちらかだろうと考えました。しかし、HITの場合は、発症には少し時間が経過してい
るのではないかと考えました(過去に私が経験したHITの症例ではヘパリン投与直後も
しくは当日に悪寒戦慄が出現し、翌日にはPLTが0.7万となり、PCの輸血により軽快しま
した。しかし、ヘパリン投与後の遅延型発症の例も聞いたことがあります)。
 その後T-Bil:2.7、GOT:120、GPT80、LDH1200とT-Bilと肝酵素の上昇を認め、パナル
ジンが原因のTTPの可能性が高いと考えました。TTPにはPCの輸血は禁忌であることがわ
かっていましたが、さすがに0.9万のままでは放置できないのでステロイドパルスを施
行し、PCを20単位輸血しました。しかし、輸血後もPLTは1.4万とほとんどPCは破壊され
ており、翌日に血漿交換することとなりました。
 これまでに数多くのstent留置+パナルジン服用の患者さんを見てきましたが、WBCの
若干の減少や、肝酵素の上昇は経験したことがありますが、TTPは、本症例が初めてで
した。○○先生が書かれていたように、万全を目指すのなら2週間程度の前投与は危険
なのでしょうか。クロピドグレルが早く使用可能になってほしいと思います。

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○○です。

貴重なご報告ありがとうございました。
○○先生が危惧されたことが現実に起きてしまったということですね。
状況が落ち着かれたら、患者さんのその後の経過と、
パナルジンを切った後の治療をどうされたかも是非教えて下さい。
パナルジンについては私は、前の2W投与はやめてしまいました。

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○○です。

名前を出していただいたので発言します。○○先生、大変な症例、お疲れ様です。
TTPの致死率の高さ、○○先生が書かれていた木村先生のご発言を考えると、前投与
はなしでPCIを行い、術後は、できれば4週間はパナルジン、そこでプレタールに切り
替えるほうが逆に安全かもしれません。BMSでは、○○先生と同じように、パナルジ
ンは2週間のみにしていましたから、投与すぐに生ずる消化器症状や発疹以外の、重
篤な副作用はこのところまったく経験していませんでした。本音は、DESも、パナル
ジンは2週間にして、あとはプレタールにしたいですが。。。

それも、これも、クロピドグレルを認可しないからです。TCTにきていますが、新し
い薬・デバイスで日本で使用可能なものはほとんどあません。ライブやプレゼンをみ
ていて、情けなくなります。クロピドグレルの件ですが、私は自分の患者さんのん
で、物事をそれなりに理解可能な方には、DES植え込みに際して、パナルジン内服の
必要性と危険性を説明した後、“先進国の多くでは、DESが標準的な治療法である。
その際、いまどき、パナルジンのような危険な薬を内服しなくてはならないのは、欧
米はおろか、アジアの中においても日本だけである。それもこれも、世界標準になっ
ている薬を当局が認可してくれないからである。医者がいくら頼んでも当局は相手に
しないから、是非、患者さんからということで、いろいろなところにできたら意見を
上げていただきたい”、とお願いする場合がすくなくありません。

あと、○○先生のご発言ということで、SATの多くがCTO症例と○○先生が書かれてい
ましたが、ちょっとよくわかりません。というのも、CTOなら、普通はSATを起しても
無症状ですから。。。 1ヶ月後とかにCAGをやっている施設があって、そこで見つ
かったのでしょうか? それとも、もし、CTOへのPCI中に血栓が湧き出して管理でき
なくなった、ということであれば、それはATですから、SATとはニュアンスがだいぶ
違うように思います。

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○○です。

クロビドグレルとアトルバスタチンの相互作用については、私も以前より気になって
いたので、調べていたのですが、○○先生が書かれている通りです。
Clinicalに問題となる事象はおきていないとのことですが、Circulation. 2003 Jan
7;107(1):32-7.では、アトルバスタチン容量依存性に抗血小板作用が減弱することが
報告され、40mgで全くその効果は無くなるとされています。CYP34Aを介さないメバ
ロチンでは、その減弱作用があまり認められないとのことでした。
パナルジンについては、その代謝には、CYP34Aを介さないので、アトルバスタチンと
の併用は問題ないとの回答を第一製薬の学術よりもらっています。

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○○です.

○○先生,勉強不足の私に変わって貴重なご意見をいただき,ありがとうございまし
た.助かりました.

○○先生のご意見についてですが,その時も同じような意見が出ていました.すなわ
ちCTOの治療後にSATを生じても無症状で経過するのでは?ドナンでわかったんだろう
?といった意見が出ていましたが,早期にCAGをされた経緯の詳細はわからないよう
なニュアンスでした.ただCTO-PCI中に血栓が湧いて出てきたといったようなことで
はなかったようです.

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○○です。

チクロピジンについては、CYP3A4産生を誘導し増加させる
可能性のあることを下記のシクロスポリンのサイトで
解説されています。

http://www.novartis.co.jp/product/sim/ka/ka_simamp04.html

それはさておき、アトルバスタチン40mgは欧米人にとってそれほど
大容量ではない様に思います。DESを挿入した患者さんで
臨床上問題となっていないのならば、
DESにクロビドはなくても大丈夫ってこと???
という○○先生の疑問に戻ってしまうわけですが・・・

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○○です。

 私も、最近は、チクロピジンの中途半端な術前投与は危険で、かえって患者さんに不
利益ではないかと思います。2ヶ月以上の服用歴がある方は、比較的安
全かもしれませんが、それ以下での前投与は、一番パナルジンが効いていて欲しい時
に、副作用で服用できなくなる危険があり、かえって危険と思います。シ
ロスタゾール投与の安全性が確率されていないことはその通りですが、現時点でのSAT
の頻度(出荷本数では0.1%程、病変では0.2%程でしょうか)
では、まず、急性起のステントの広がりをしっかりさせておけば、BMSどおり、パナル
ジンを1〜3日前に服用していただき、副作用でパナルジンが服用に
できなくなった時点(実際には1〜2週間以後、○○先生のケースでは、3週間)でシ
ロスタゾールに換える方法が、現実的で安全な方法か(もちろんまだエ
ビデンスはありません)と思います。皆さんいかがでしょうか。

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○○です。

○○先生、私も、薬屋さんからの受け売り情報が主ですので、あまり突っ込まれると
わかりません(笑)。確かに、アトルバスタチン40mgで抗血小板作用が、ほぼなく
なってしまう内容は、衝撃的ですが、測っているパラメーターは、ADPか何か(うろ
おぼえですみません)による凝集だけだったと思います。

>DESにクロビドはなくても大丈夫ってこと???

ただ、血栓形成は、multifactorialな要素が強いので、単剤より、作用機序の異なる
2剤の抗血小板剤の組み合わせが望ましいというのが、Aspirin+Ticlopidineが長く支
持された理由のひとつではなかったでしょうか?
Ticlopidineは、VWFを介した血栓形成を強く抑制することができ、血栓が階層化して
いく過程を抑制することを、慶応大学生化学末松先生が、今夏、福岡であったパナル
ジンの講演会で、ラットの精巣動脈を使った実験系で、ビジュアル化して見せてくだ
さいました。Aspirinでも、ある程度抑制はできるのですが、ときどき、階層化し集
塊になった血栓が末梢に飛んでゆく様を見せられて、やっぱり2剤併用というのは、
根拠があるのだと納得したのですが。

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○○です。

○○先生、丁寧な御返答有り難うございます。
結局クロピドグレルが認可されても
副作用面ではかなり安心できても
(思わぬ併用薬が邪魔をして)
SATに対しては万能でないので
アスピリンと併用しながら心して使え
と言うことですね。
私も胆に銘じたいと思います。

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○○ です。

実はCTOでのCypher SATの1例は僕の症例です。ばれてるかも知れないのに何にも
情報を出さないのは卑怯と思って恥ずかしいですが症例を出します。

症例は63歳男性、7月に初回カテをして三枝病変だったんですがCypher治療を強
く希望されCABGせずCypher待ちをしておられました。

8/○○にstage1 PCI(添付図01-05)を99or100%のproximal RCAに行い、Cypherを2
個入れました。ここでdistal edgeにaccordionができたんですが(fig03-05)、す
でに2本使っていてflowよかったため もし必要ならstage2でCypher入れよう、と
思って終了しました。

8/○○ stage2 PCI for LAD+LCXと思ってまずRCAを造影すると fig06のようにつまっ
てしまっていました。。。当然無症状でした。。。
結局もう一度開けて、Cypherを3個入れて(合計5個...)終了しましたが、
stage1でdistalに追加しておけば合計3個ですんだのに。。。と猛反省した症例
でした。

特にCypherが血栓閉塞したら薬が通常の内膜増殖を抑えるように効果があるかも???
ですし、まるでCypher無駄使い、となってしまったのかもしれません。

これ以後はaccordionはきちんと追加Cypherするようにしています。

以上、反省症例でした。



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○○です。

CypherやTAXUSのSAT率はASAN MEDICAL CENTERの発表では0.
17%(ASANの先生たちは高危険群にはaspirin+clopidogrel+cilostazol

三種類薬剤を同時に使います)、わたしの働いている○○
では統計を出しておりませんが、昨年4例があったので、0.
4%位になります。

患者さんがいつも薬を100%飲んでいるのではないので、し
っかり励むのが重要でしょう。また、clopidogrelの抗血少板
効果はmaintenance doseを維持している患者にも、300 mg
loadingが追加効果があるそうです。ticlodipineでももっと高容量
のloadingが必要かもしれません。

今日本で使われているCypher 18 mm は短すぎます。focal
lesionで無い限り、かなりの確立で 33mm が必要になります。
私はLong lesionのPCIでは、Cypher 33 mm (TAXUSの場合は32 mm)が何個必
要なのか見当をつけるのが習慣になってきました。

今TCTに来ておりますが、ASAN MEDICAL CENTER で long lesion
での Cypher vs TAXUS の head-to-head comparison が発
表されました。In-stent-restenosis は Cypher, TAXUS, BMS
 それぞれ 2.4%, 22.5%, 42.9% でした。ただしCypherとTAXUS
はMACEには差が有りません。この結果は普段思ったとおりです
が、アメリカではTAXUSが後発走者にもかかわらずシェアではCypher
を抑えています。マーケティングと生産能力の力でしょう。

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○○です。

Angio Sealで止血した方に(3-4ヶ月以降に)再度Angio Sealを使用された先
生はいらっしゃいませんでしょうか?また同部位への穿刺は3ヶ月以降なら本
当に問題ないのでしょうか?メーカーは大丈夫と言っていますが、経験がおあ
りでしたら御教授をよろしくお願いします。

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○○です

何例かangio sealを3ヶ月以降に再度行った例がありますが
再穿刺の際、動脈壁を貫くときにゴリッとした抵抗を感じたことがあります
(前回の小血腫かアンカーの遺存なのかはわかりませんが)
そうした例も含め止血に問題ありませんでしたが
あまり気持ちいいものではないので
再穿刺が予想される症例ではcloserに立ち戻ることもあります

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○○
3ヶ月以降の穿刺は問題なかったです。硬くなっているので、穿刺はしにくいですが
ね。

あと、1.5cmさけれれば、3ヶ月以内でも、やったことがあります。(基本的に
は、反対側を穿刺しますが、ASO、バイパスで不可能なケースでおこなってます。)
ちなみに、CTOのケースで同側穿刺で、上下穿刺でも使用しても、ちょっと止血に苦労
しますが、とまります。(あまり、関係ないはなしで、すみません。)

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はじめまして、○○と申します。
この度はTRA-netに登録いただきまして、ありがとうございます。
○○県にある田舎の病院で細々とPCIを行っております。
2000年に○○で父をTRIしていただいて以来、
当院でのPCIはほとんどがradialからなのですが、
なにせ例数が少ないもので、このmailing listで勉強させて頂きたく思います。
どうかよろしくお願い致します。

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○○です。
保険にならないので頻繁に使うのではないですが、アナログのIVUS
マシーン(ClearView)があります。ちょっと古くなったので
、ウチでは買い換える話が出てきました。
新品はデジタルでplaque volume measurement が出来るGalaxy2
になると思いますが、今度のTCTで INDEC 社からClearViewに
アドオンしてplaque volume measurement をやれる機械を見つ
けました(EchoPlaque BCS)。アメリカや日本でClearViewにつ
けてかなり駆動中だそうですが、経験ある先生のお話を聞いて
いただきませんでしょうか。

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○○です

TCT2004の直前にコロンビア大学に行ったのですが
その時にみつけたのが写真のClear ViewにEcho Plaqueが
アドオンされているマシーンです
私のところにもEcho Plaqueはあるのですが、アドオンはしていません
でも、カテ室内にEcho PlaqueをClear Viewとオンラインで繋いでいますので
オンライン解析ができます もちろんオフライン解析もできます
最近はもっぱらオンラインでCypherの経と長さを決めています
かなり便利です



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○○です。

この10月からスタンフォードに留学しました。まだ諸手続きや、アパート、車探しな
どに忙しい日々です。落ち着いたら少しづつこちらからも情報を発信できるかと思いま
す。
留学前にカテ室にお邪魔させていただいた○○先生、○○先生、○○先生ありがとうご
ざいました。また昨年レノックスでいろいろとお話を聞かせていただいた○○先生、あ
りがとうございました。またこれまでお世話になった諸先生方、どうもありがとうござ
いました。こちらにお立ち寄りの際は是非ご連絡ください。

○○先生、トラネットの登録アドレスはこのままで結構です。こちらは新種のウイルス
が常に攻撃をしかけてくるため比較的安全なuminのアドレスのままが良さそうです。日
本にいる時にとうとうトラの会に参加できなかったのが残念です。

○○先生、○○先生、こちらに来て1週間がたちましたが元気にやってます。ますます
○○を盛り立てて頑張ってください。あと○○先生にuminのアドレスが使えるので連絡
くださいとお伝えください。

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○○です。

同一部位の穿刺は34例していました。1例も問題なしです。
実はそのうち18例は3ヶ月以内の同部位穿刺でしたがこれも問題なしでした。
一回目の穿刺部からちゃんと離して穿刺できれば問題ないです。逆に言えば近い
時間の間にもう一度同部位の穿刺をする可能性がある症例では最初の穿刺の際に
位置を考えて穿刺する場合もあります。

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○○です。

遅いレスポンスですが、この間の学会(どこだったっけ?)でIndecの
echoplaqueを触りました。なかなかの出来、ですが計測だけだとQCUCMSの方が上
だと思います。

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○○です

確かにEcho PlaqueのQCUとしての測定は面倒です
まあ それはPCI終わってからゆっくりとの解析します
オンラインでの解析は血管径と長さだけですから
Clear Viewを使っている者にはありがたいです

CMSQCUは触ってないので、分かりませんが
○○先生の発表などを見てると、ちょっとうらやましくなります
Echo Plaqueであそこまでの解析するとほんまに
しんどいです・・・

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○○です

TRAネットのみなさま
もうすぐCCTが神戸で開催されます
それに会わせて恒例「トラの会」を10/21(木)に行います
歌舞トラとしては何回目になるんでしょうか?
是非とも、今まで参加したことない方、怖い会ではありません
もちろん常連の方も是非とも参加して下さい
お持ちしております

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初めまし○○循環器病院の○○です。今月からNYのCRF/LHHより帰国し、臨床復帰
しています。日本でのインターベンションを一から勉強させていただければ幸いです。
宜しくお願いします。

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○○です。
○○先生、○○先生。親切なお話どうもありがとうございます

TCT2004でも感じる事ですが、インターベンションはlesion-specific
dataはもうbranched lesionと(AMIの)distal protection位しか残
ってないみたいですね。二つともあまり成績がよくないからで
す。言い換えると、二つともDESの効果がまだ良く及ばない分
野であります。CTOは日本の先生達から優秀な成績が出ており
、LMTはもう終わり雰囲気です。stem cell therapyは私もやっ
ておりますが、どの論文をみても、コントロール群のejection
fractionの増加が無いのがあまり気に入りません。Vulnerable plaque
はかなり曖昧で、実用化までに漕ぎ入れられるのかわかりませ
ん。

インターベンションの研究計画書を書きながらの一言でした。

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○○です。
 Branched lesion
が問題であるとすると、LMTまだ終わらないと思います。LMTはやはり、distalの分岐部
を巻き込んだケースが全体の2/3を占めるわけで、今回
のTCTの発表でも、少なくても、MilanとScrippsのデータでは、Milano
では、6MoのMACEが20%ぐらいあり、Scrippsでは3MoのTLRが29%もありました。どちら
もCrush stentingが多いのが
特徴であったと思います(特にMilano)。Scrippsでは、Double Barrel(V stenting)で
も3MoTLRは9/33(27%)でした。それに対し、確かにAsanからのデータや、新東京の中
村先生らのデータは素晴らしくよく、それらのデータだけをみていれば、本当に素晴ら
しいのですが、施設間の差は大きく、まだ、普遍的データにはなっていないように感じ
ました。少なくとも、LMTでのCrushstentingはあまり勧められた方法でないような気が
しました。また、日本では、まだCypher しか使えず、必ずしも、LMT
distalの分岐部に使い勝手のいいステントではないと思います。AsanのPark先生は日本
に来られた時、Kissing stenting(Doublebarrel)で末梢に再狭窄がきたり、新規病変
はでた時にどう処理するのかとの質問には、その時は、CABGと答えていらっしゃいまし
た。
 まだまだ、データが必要な領域であると考えますが、いかがですか?

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○○です。

私も○○先生に同感です。バイパスと共存して行く、つまり、初回診断カテを行なっ
た症例のうち、ある程度はバイパスに回す、あるいは、再狭窄や新規病変の時はバイ
パスに回す、と割り切るのであれば、あまり残りはないかもしれませんが、現在、そ
して未来においても、バイパスに頼ることなくPCI単独で、冠動脈の治療すべてを完
結させることが目標であれば、まだまだ未解決の問題は少なくないと思います。

CTOが通るようになった、といっても90%前後の成功率ですから、逆にいうと、まだ
10%の人はCTOが通らず、場合によってはバイパスになるわけで、そこを何とかする
ことが大切なのではないでしょうか? また、透析症例で、高度石灰化でガチガチの
RCAにCypherをこじ入れるために、2.15mmまでサイズアップして最高回転ロータした
症例も経験しました。これなんか、海外データはほとんどありませんが、
debulking+DESで初めてPCIが完遂できたと思っています。

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はじめまして
コロンビアメディカルセンタ-Cardiovascular Research foundation New York(CRF)
にいます○○といいます。○○というところからこちらに今年の4月にきました。 こち
らにきてやっと半年が経過し、IVUSに関してはまだまだ初心者ですが、いまちょうどサ
イファーなどのDESに関してフォローアップをこちらでみてますので、こちらからDESな
どに関して参加させていただければ幸いです。 
よろしくお願いいたします。

最初の挨拶だけで終わっては次回から参加しにくくなってそのまま読むだけになっては
いけないと思いまして、面白い症例が最近ありましたのでご紹介させてください。IVUS
初心者なのでこんな症例を見て術者にコメントを求められてこまった症例です。

症例は69歳の男性で下壁の心筋梗塞にて入院され、右冠動脈にCY2.5/28, CY3.5/33mm, 
CY3.5/28mmと3本も留置し終了しております。そのときのCAG$B$K$FLCXにも病変が認め
られたため3日後にLCXをなおすためにカテとなりました。(AMI時のIVUSは残念ながら
ありません。)
3日後のRCAのAngioです。(添付1, angio rca pre.JPGをご参照ください。うまく画面
に貼り付けられなくてすみません。Hotmailではうまくいかないのでしょうか?)
LCXのPTCA前にRCAを造影してみると、ごらんのとうりMidに90%狭窄を認めたためIVUS
を頼まれました。!J2, RCA pre.JPG)

IVUSをしてみると、狭窄部に一致して団子上のlow echoicな物質が5個確認されまし
た。正直私自身こんなIVUSを見たことがなかったので、(経験不足ですみません!)念
のため同部位で造影剤をうってもらうよう頼みました。(3, RCA pre with contrast.
JPG)



非常に面白い画像ではないかと感じました。
基本的に日本にいるときからそんなにIVUSをやっていたわけではないので、はっきりい
って画像に関してはまったくコメントできませんでしたが、(こんなんは見たことがな
い!と正直にいいました。)、実際患者さんの経過から自分なりにSATの一歩手前では
ないかとコメントしました。DES特有の所見でしょうか?かなり長くなってしまったの
で、本日はこの辺にさせていただこうと思いますが、もし皆さんが同じような所見をご
らんになってましたら是非コメントをいただけたらと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

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 初めまして、○○病院、○○です。
私共の病院は昨年より、増改築を行い、第一期工事の完成と
共に本年3月より心臓カテーテル検査をはじめとした血管造影
及び血管形成術を開始しております。この他、16列マルチスライスCT
を用いたCT angiographyも始めており、冠動脈疾患に対する診療には
侵襲、非侵襲的な様々アプローチを行える様になっております。
 しかしながら、冠動脈のインターベンションに関して
私は未だ未だ経験不足であります。この為、精進の毎日を送っております。
そんな中、TRA-netを存在を知りこのネットに積極的に参加する事で少しでも
私の経験不足な面を補って行きたいと考えております。
宜しくお願い致します。

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初めまして、○○大学よりCardiovascular Research Foundation (NY)へ2年間の
予定で留学中の○○と申します。現在はAngiographic Core Laboratoryに所属し、CRF
に集まってくる臨床試験のAngioの解析をやりながら、データ解析をさせて戴いていま
す。どうぞ宜しくお願い致します。

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○○です。

この所見、以前話題になった ”なまこ”ではないのでしょうか。
その成因はよくわかりませんが。○○先生いかがでしょう。

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○○です。

○○先生おもしろいIVUS画像ありがとうございます。カプセル状のうすい膜様の中に
low echoicなまるで葡萄の房のような印象を受けますね。カプセルがあるように見える
のは、同部位に造影剤を打っている影響でしょうか?私がレノックスヒルにいたとき
に、数例CypherのSATのケースをIVUSで見ましたが、べたっとlow echoicな血栓がステ
ントにくっついてる画像しかみたことがありませんでした。
ところで疑問なのですが、アンギオ上、ステントマージンに特に残存狭窄もなさそう
で、血栓付着部位のMSAもゆうに6cm2以上ありそうですが、近位部もしくは遠位部に
stent underexpansion、もしくはステントエッジになにか問題があるのでしょうか?私
がレノックスにいるときにCypherのthrombosisについて少しまとめてみましたが、4例
中1例は、確か、特にthrobosisになるようなIVUS所見はありませんでした。このよう
な方は、なにかクロピドグリルに抵抗性等、血小板等に問題があるのでしょうか?

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○○です。

私がPCIを始めた時は、もう○○ではdebulkingの全盛期が過ぎ
た雰囲気でした。そこで、私はdebulkingの経験があまり無く
、トレーニングの時はPCIのリスクが大きいならバイパスに回
せ、と聞かれていたので、今でもその考えがだいぶ残っており
ます。LMT bifurcation のV-stentingも、もしもrestenosisが
起きたらそこでバイパスをやれば良いとの考えです。

でも、○○先生と○○先生に励めのお言葉を受けていただいて
、もっとがんばってみます。

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血栓ではなかったら、もしかしたら、IVUS で見られるブラッ
クホールではないでしょうか。

実際に見た経験は無く、学会でのケースレポートと論文で見た
だけですが。

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○○です

○○先生、○○先生、○○先生 ようこそTRAネットへ
それに○○先生 おもしろい症例ありがとうございました。

ところで、このIVUSのLowの物って動いていましたか?
時期的にはBlack holeよりはやはり血栓が考えやすいと
思うのですが、血栓にしては形態がどうかなっと悩んでしまいます
ステント内血栓ってもう少しもやもやしてるよな印象があるのですけど・・・

ちなみにこの病変に対しては何か治療されましたでしょうか?

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○○です。

○○先生面白い症例ありがとうございます。
このAMIの患者さんの抗血小板、抗血栓療法についてもし情報が得られれば教えて戴け
れば幸いです。
アスピリン、クロピド(300mgのローディングドーズ)の抗血小板療法、および、ヘ
パリン低容量+GPIIb/IIIaのボーラス+術後持続点滴でしょうか?それともAMIの症例で
も、Bivalirudin(アンギオマックス)だけのボーラス+術中持続点滴だけで済ませてい
るのでしょうか?
日本で使えないクロピド、GPIIb/IIIa、Bivalirudinの話題を挙げてもどうかと思いま
したが、もし情報が得られれば現状の抗血小板、抗血栓療法の状況をお伝えできるいい
症例かと思いました。
○○先生、困った質問ですみません。

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はじめまして、○○県の○○市立病院に勤務しております○○と申します。
よろしく御願いいたします。

私は当院に赴任して7年目になります。
自分の赴任と共に始まったPCIは、症例数はまだまだ少ないのですが、少ないながらも
できる限り質の向上をと考えております。

TRAnetで、経験豊富な先生方の体験をお聞かせ頂いたり、アドバイスを頂ければと思っ
ております。
何卒よろしく御願いいたします。

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