Radiusのラテン語の原義は尖った棒や杖である。解剖名の解剖名のRadiusはその形状が似ているから付けられた。 日本でも大槻玄澤が改訂した”重訂解体新書”には、原義に従った訳語として”挺骨(ていこつ:挺、棒)”と記されている。
Radiusには他にも”車輪の幅(車輪の中心と外を結ぶ放射状のスポーク)”という意味がある。それで、円の半径を表すのにradiusが使われるようになった。またradiusは放射のradiationに発展し、さらに光線、X線のray、X線写真のradiograph、ラジオのradiotelegraphyとなった。
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